推しに会う夜は、だいたい飲みすぎる。
別に、最初からそのつもりじゃない。
「今日は軽く2時間位にしよう」って、毎回ちゃんと思ってる。
でも気づいたら、杯数飲んでるし空ボトルがどんどん増えるし終電行っちゃうし。
なんなら記憶も飛ぶこと多々。もしくは大幅に寝過ごしたり。
そして月末のクレジットカードの支払金額を見て「ひゃああああ!!」となるここ数年。
こんにちは、もじゃです。2026年のゴールデンウィークになりましたね。
有給でGW明けで期限切れになっちゃうのがあったので、11連休で暇しています。
でも、シフト制で普段2連休じゃないあたしにとっては、2連休取れただけで心に余裕が出る気がします。
だからこそ久しぶりに執筆欲求がでてきて、こうして夜に(4/30 AM1時頃)書いてるところです。最近のもじゃの動向と思ってることを書こうと思います。
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「推し」っていってもいろいろあると思うの。
あたしの中では「安心しておしゃべりできる人」「見た目がタイプな人」もしくはその両方を兼ね備える人が「推し」かな。
新宿二丁目には大学時代からかれこれ16年通ってて、今だに続いてる店、新しくできた店、閉店した店、いろいろあって、キープボトルは2016年くらいに最大13軒くらい置いてたけど、今にゃよく行く店は3軒くらいになったわね。二丁目の人間関係もそれと同じく、ぐわっと一気に広がった時期はあったけど、今はその中で対面で安心しておしゃべりできる店「=推しの店」でまったりしてる。
なんでそんなに新宿二丁目のゲイバーに通うかって??
ゲイバー以外で気軽に会えるLGBTQ+の友達が少ないからだよん笑
シフト制でなかなか曜日が合わなかったり、あたしも出かけるエネルギーが不足したりして事前に予定を立てるのが苦手だったり、今いる友達も新宿以遠住みや転勤などで関東外に引っ越したりして距離的に気軽に会えなかったり。それから昨年と一昨年でよく喋ってた人が死んでしまったり。。。
距離的に会えないことに関して言えば、早くどこでもドアが実用化されてほしいしかない笑笑
あとは勝手な推測だけど、ゲイの多くはあたしのオカマ口調「ホゲ」をゲイバー以外の「普通の街なか」ですることを苦手としてあまり会いたくないって人もいるかもしれない。。。(「ホゲ」と「カミングアウト・アウティング」、ゲイの「ホゲ」とトランスジェンダーの「非男性的口調」については今までも語ってきたけど後述するかも知れない)←結局後述しなかった
こんなあたしでも受け入れてもらって対等にお酒を飲んでくれる推しがいるのがそう、新宿二丁目のゲイバーなのよ。本当にありがたい。
「『推し』とゲイ界隈の友人関係」についてとあるゲイバーのママさん(同年代。アラサーとアラフォーの間。)と2つ重要なことを話したのを思い出した。ちょうど店にはママとあたし2人だけだったから、二丁目コミュニティとそれ以外のゲイコミュニティについて少し俯瞰したような内容の会話をした。(そこそこ飲んでたからうろ覚えだけど)
「お互いもう二丁目も長いからねぇ笑 年取ったもんだわ笑」なんて言いながら。
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1つは「人間関係の優先順位」
ママ「店子に聞いたんだけど、最近の若いゲイは人に会うのに優先順位を設けてるっぽいよ。会ったことがあってたくさん話した事があったとしても、結局は自分と似た見た目どうしで、「互いに推してる」とか「SNSで目立ってる」みたいな関係を優先するんだって。見た目ばっかりで結局アクセサリーよね。」
もじゃ「そうなのよ、心のなかでは安心感とか真面目な話ができる人とか内面を見てほしい人が欲しいはずなのに、結局「ライトな関係」に収まっちゃうみたいだね。そこからいろいろ人間的に深まればいいけど。。。」
っていう感じ。
あたしの見た目は中肉中背標準体型の髪の毛もじゃもじゃだしモテる顔も体もしてないから、ゲイ界隈の特定カテゴリーにはどこにも入らないからちょっと寂しいけどさ、
あたしもね、いわゆる「前髪系」の人ともっとたくさんつながりたいんだけど、それには縮毛矯正と脱毛をしなきゃいけなくて、維持費がとても今の収入じゃ払えないので叶わずにはいるんだけどね笑
ちなみにあたしが「前髪系(かつての「ジャニ・ジュノン系」)」にこだわるのは、外見も内面も「漢らしさ」が苦手で中性的なのが好きなのと、それになりたいけどなれない「投影」「憧れ」は大いにある。あとはあたしが単なるゲイ(=「男性同性愛者」)ではなく、性自認がXジェンダー・ノンバイナリーであることも関わってくるわね。
今でも二丁目の店関係でなかよくつながってるのは、そんなあたしを受け入れてくれる前髪系のゲイだし、ゲイバーの店子で「実はXジェンダーです」「本当は中性なんです」「自分の性別は「自分」なの!」っていう人もいて、そんな人とは特に仲良いしもっとそんなあたしと似たような立場の人と出会いたいとはいつまでも思ってる。
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もう1つは「推し活と店子」
ママ「この前他のゲイバーに行ったらびっくりしたわよ。席ついたら空いてる店子が挨拶してくれたけど、とある店子はそのお客さんにずっとべったりついてて、挨拶もしてくれない。他の店子も結構そっけなかった。ちょっと悲しくなったよね。」
もじゃ「そうだったかー悲しいわね。水商売なんだから回りながら挨拶しないと「この店子仕事できないんじゃないの?」って思っちゃうわよね。」
そう、「ゲイバー推し活」。
SNSで見た目的に目立ってる店子に会いに来て他のお客さんと喋らないし、店子側もそのお客さんがSNSで目立ってて推してるから他の人と話したくない、みたいなことが若いゲイバーでよく見られるらしい。
これはあたしかつてから「新宿二丁目の歌舞伎町化現象」と勝手に呼んでいるんだけどさ。
説明すると、新宿二丁目を始めとするゲイバーは「当事者同士のコミュニティ」ベースのスナックで、「昼間だと当事者同士で会えないから、夜集まって、「昼の世界」で言えないことをみんなで言い合って共有しよう」「そのうえで、店子と客、お客さん同士の出会いを結びつけよう」みたいな風潮で何十年もコミュニティが形成されて来たわけなんだけど、
特にコロナ以降はそれこそ「推し活」、ゲイバーにはいわゆる「指名制」「指名料金」は無いけど、「この人に会いに行く(=それ以外の人とは絡まない)目的で飲みに行く」ことが多くなったそうだ。
ホストやキャバクラ、ガールズバー、要は「指名制度があって、「その人目的」で飲みに行く店」が歌舞伎町には多くあるけど、その要素が新宿二丁目のゲイバーコミュニティにも入ってきた形なのよ。
店子が「ホスト」「(キャバ・ガルバの)キャスト」になってるって言えばいいかしら??
こういう実質的な指名・被指名関係をあたしは勝手に「新宿二丁目の歌舞伎町化現象」と呼んでいる(指名制のある歌舞伎町の店できちんとプライド持って仕事して稼いでいるキャストさんには大変失礼になっちゃうけど)。
長年ゲイバーで働いている人からすると、そういう店子は「ホストにも満たない仕事できない店子」になっちゃうみたいだから、まだまだやり方の工夫の余地がたくさんあるわね。そういう意味ではゲイバーの店子の仕事は「色恋営業」と「当事者同士のつながりのコミュニティ維持」の2つの仕事があるから大変っちゃ大変。
これからのゲイバー界隈は果たしてどうなることやら。
あたしとしては、もっとオープンに関係性を繋げられる場所であって欲しいとはずっと思ってる。
「酒飲みはみんな友達!!」ってね!!
酒飲みじゃなくてもその場にいたらみんな友達!!
(ちなみに職場のとある男子中学生の生徒からは「新宿二丁目仕込みのコミュ力おばけ」と呼ばれている。あんたよ、お母さんに二丁目のゲイバーに連れて行かれそうになったって言ってたけど、そのまま行けばよかったのに笑 あたしみたいなのがいっぱいいるからすぐ慣れるって笑)
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そんなことを思いながら喋りながら飲んでると非常に楽しくてね、ついついいつもお酒を飲みすぎてしまうんだけど、やめられないんだなぁ。
そうそう、
先日推しがいる店で久しぶりに朝まで飲んだ。
今まで経験がまずなかったんだけど、あたしのことを推してもらってる。いつも会うと楽しい!
もちろんあたしはあたしの飲み方(人推しよりも箱推しを優先する飲み方)があるんだけど、長い時間飲んでると出勤してる店子とかママさんとかとくだらない話も真面目な話もして、良い気分転換になるし思考を膨らませることができてとても有意義なのよ。
「あたしの楽しい癒しはここにあるんだなぁ」って。メンタル弱ることが多々ある人生だけど、生きるエネルギーが湧いてくるのよ。
ただ、やっぱり飲酒量はすごく多くて、その日は朝家帰ってからも自宅で飲んで、寝て夜起きたら翌日仕事なのに自宅でまた焼酎と缶チューハイをやってた。半年前くらいからそんな感じかなあたしの酒の飲み方は。
全然給料少ない中で飲酒に使うお金がすごくてさ、
新しい服も買えない。
日常の食事は基本、朝は作り置きご飯で昼はおやつ程度。夕飯は豆腐1丁と納豆とさば缶1つとかにして切り詰めながら生活してる。
業務遂行には問題ないけど翌日アルコール入って出勤することも以前より多くなってきたし、
せっかく楽しく飲んだお酒でも、自分で飲酒量を調整できないと記憶が飛んで楽しかったことすらも忘れちゃうし、覚えてたとしてもその時はだいたい電車を寝過ごしてるからすごく悲しくて、、、
さすがにやばいと思って、
半年前くらいかな?かかりつけの精神科クリニックの主治医に相談して、アルコール依存用の治療薬、減酒剤「ノックビン」をもらうようになったのよ。
毎日「飲んでないとやってらんない」わけでは無いのでよくイメージされる「アルコール依存症」ではないものの、一口でもアルコールを摂取すると「ほどよく飲む」事ができず、飲酒ペースを制御できないので、「アルコール使用障害」にあたるかな。具体的にそれで診断がおりたかはわかんないけど、診断書に書いてくれって言ったら書いてくれると思う。
ただね、「酒を飲むな」とは主治医には言われなかった。これは理由があって、
主治医
「性的マイノリティであるからこそ、そういう場所にいかないとなかなか当事者に会えないし話せないでしょ?
もじゃさんにとっては当事者同士でおしゃべりできることが何よりの治療だから、お金と飲み過ぎに気をつけながらもゲイバーに行ってきなさい!わたし(主治医)はかつてゴールデン街に行っててそこが居場所だったから。」
って言ってくれたのが本当にありがたい。
そう、あたしは当事者同士でおしゃべりすることが何よりも心の癒しだし生きている実感が湧くことなのよ。
ただでさえ「LGBT」の枠に収まりきらない複雑なセクシュアリティのあたし、説明が面倒くさいときは「オカマ」と自称することが多いけど、それすらも取っ払ってあたしをあたし個人としてきちんと見てくれて会話して関係性を続けられるから本当にあたしは幸せものだと思う。
本当は金銭的には居酒屋飲みフレンズとかご飯会フレンズが欲しいんだけどね。
なかなか出会いがゲイバー以外では無いもんだ。それこそ新宿でも近所(町田周辺)でもナイモンでもインスタでもTwitter(X)でも何もないけどね。
あとは、お酒に依存する理由はもう1つあって、それは「性行為がなかなかできないこと」。
これに関してはまた別の記事で書こうかな。
あたしの「LGBT」の枠に収まりきらないセクシュアリティについては。
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そう、
推しに会う夜は、だいたい飲みすぎる。
飲むことをやめたいとはいつも思ってる。
お金のことも、身体のことも、ちゃんとわかってる。
でも、それを全部やめたときにあたしゃどこで誰と話せばいいんだろうって少し怖くなるのよ。
ゲイバーに行って、おしゃべりして、「ああ、ここにいていいんだな」って思えた瞬間に、「もう一杯だけ」「あともう1時間」ってなる。
たぶんこれは、ただのお酒の話じゃない。あたしにとっての「居場所」の話。
正解はまだわからない。
これが弱さなのか、ただの甘えなのか、
それとも生き延びるために必要なことなのか。
これからもずっと同じことを繰り返す。
それでも、行ってしまう。
推しに会う夜は、だいたい飲みすぎる。






















